不登校は時代の影響も大きく受けていると思うが、増え続けている。

一人ひとり違うので、原因についてどのようなことが言えるのかわからないが、考察してみる。

「不登校の原因は?」と聞かれても、その人その人で違うのだから何とも言えない。

でもうちの場合を考えてみると、毎日熱が続いて学校に行くのが本当に大変だった。うちにいる時は、かなり眠っていた。

「それは何故か?」と考えると、一つは「大人への不信感・社会への不信感」があったと思う。その不信感に対して何もできない自分の無力感を感じていたのだろう。

一方でそのように感じながらも、不登校にならない子どももいる。「自己肯定感、自己信頼感、自己尊重感」が持てないことに全ての「原因」があると思う。

親である自分自身にそれがない。その親が育てた子どもが「自己肯定感、自己信頼感、自己尊重感」を持てるはずがないのかもしれない。

ただ、自己肯定感を育てようと意識することは大切だ。

「自己肯定感、自己信頼感、自己尊重感」は、他者から「そのままの自分でいいと愛された」ときに身に付くと心理学者、哲学者の研究で明らかになっている。

また、自分で自分を大切にしていくことを意識することで「自己信頼感や自己尊重感」を持てるようになる。

最初はすぐにうまくいく訳ではないが繰り返し自分を大切にする行動や自分を愛する言葉をかけていくことで、少しずつ自分を愛することがわかってくる。

「ありのままの自分」を、それでいいと思えることが「鍵」を握っている。

まずは、親である自分自身が変わる必要がある。自分自身や他人のことを「そのままでいい」と思えるようになることが大切なのだ。

今の現状をそのまま受け入れること。今の現状を「不足」としないこと。「これでいいじゃないか」と思うことで気持ちは楽になるし不思議と「穏やか」になれたり「いいことが見つかったり」「家庭の中が明るく」なったりするのだから。

自分には足りないものはない。必要なものは全て「与えられている」と考えることができたなら「感謝」の気持ちで一杯になる。

たとえば、うちの場合だと不登校の子どもの笑顔を見た時に「この子が笑ってる」ならいいじゃないかと思えたことは大きかった。

マイナスに考えたり捉えたりすることをやめて「何があっても大丈夫」と思うことや神様に守られていると信じることは、信じなていない時と比べて温かいし楽天的にもなれる。

信じるものは救われるのだ。

不登校やいじめなどの「問題行動」の背景には病める文明・文化・社会などの根の深い問題が含まれている。

その問題を素通りして子どもの「不適応」のみを問題視していても、結局は「対症療法」にとどまることになる。

狭義には「個人の問題」広義には「社会の問題」を抱えているのである。

言い換えると「外なる自然破壊」(地球環境の破壊)と「内なる自然破壊」(人間性の解体化・アイデンティティーの危機)である。

この二つの自然破壊の根底には、つながり合う全体の「いのち」がバラバラに分断されてしまったことにある。

その問題にどのように向かっていけばいいかというと、まずはひとりの内側からスタートするのであると思う。

自分の良い所も悪い所も全てを受け入れ、自分と他人の「いのち」を尊重し、一人ひとりの人間の価値とユニークさを認めることが重要である。

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